矢內原校長之耶穌傳-動容篇章選 — 奇蹟論
奇蹟會得到科學的解釋是意料之中的事，從奇蹟中可以看到科學進步的無限動力。
開始
對於一個長期從事科學與技術學習的工作者來說，讀完這篇文章，《第五章湖水的彼岸此岸 附 奇蹟輪》，無疑讓人感到振聾發聵。
就我個人而言，閱讀《創世紀》時，雖然有很多疑問，且其中的內容與我已知的科學知識有些矛盾或難以理解，但我仍然以研究的心態來閱讀這本書。
首先，我認定這是一個真實的事件。對於不理解或矛盾的部分，我會先假設是我自己未完全理解，或者這些地方尚有待解釋，而不會輕易否定這個事件的真實性。因為這樣，即使目前還無法完全理解其中的意涵，但我仍然能從中獲得不少啟發。
後來，當我看到某段文字時，不禁會心一笑。
科學是解釋事實，而不是創造事實。 現有知識無法解釋的事實必須用未來的知識來解釋，而否認事實本身是不允許的。
讀《耶穌傳》時，我也抱持著相同的心態。我相信，湖邊用五個麵包餵飽五千人這一事件是真實的。至於其中的技術性細節，我們無法完全理解，但當我讀到矢內原校長的解釋時，忽然感到豁然開朗，心中不禁充滿了喜悅，愛不釋手。
金句如下
上帝有能力創造奇蹟，但他似乎不會以完全破壞自然規律的方式創造奇蹟奇蹟。 上帝並不是一個無理取鬧的自大狂。 相反，祂是在自然法則的基礎上創造奇蹟的。 例如，祂可以用五個面包做出供 5000 人食用的麵包，但祂不會把石頭變成麵包。 奇蹟會得到科學的解釋是意料之中的事，從奇蹟中可以看到科學進步的無限動力。 一個相信科學進步的知識分子，如果因為當前的科學知識無法理解而否認奇蹟般的事實，那是自相矛盾的。 科學是解釋事實，而不是創造事實。 現有知識無法解釋的事實必須用未來的知識來解釋，而否認事實本身是不允許的。
而以下原書雋永之言，可好好體會。
奇蹟被用作最貼近、最直接的比喻形式，這是一種視覺上的比喻，能同時觸及視覺、聽覺以及其他人類感官和情感，向全人格呈現教導。然而，僅僅迷戀於奇蹟的現象是愚蠢的。我們應當看到奇蹟所教導的真理，以及奇蹟所象徵的生命，這就是耶穌的愛、信仰和力量。我們應當愛主、信靠主、並依靠主的力量。
翻譯的文章如下：
第五章 湖水的彼岸此岸
付 奇蹟論
１ 關於奇蹟的解釋
對於奇蹟有兩種態度。 一種是頑固的宗教態度，認為耶穌是神的兒子，因此可以創造任何奇蹟，任何試圖解釋奇蹟的行為都是對神的褻瀆和褻瀆。 另一種是知識分子的態度，他們試圖對有關奇蹟的文章做出科學的解釋，並認為無法解釋的只是沒有事實根據的傳說。
例如，持知識分子態度的人解釋說，”被不潔之靈附身的人 “的痊愈是一種通過精神作用治愈的精神病，而嚴重的皮膚病和痛風病只有在屬於神經系統疾病的情況下才能通過精神作用治愈。 其他的解釋包括：湖面上的狂風平靜下來，因為此時正是風平浪靜的時候；大出血的婦女止住了血，因為她已經到了止血的生理年齡；雅瑟羅的女兒站起來行走，因為她剛從懸浮狀態中蘇醒過來；獻給五千人的餅是每個人帶來的餅。 獻給五千人的餅是每個人帶來的餅。 他們就是這樣試圖解釋奇蹟的。
我並不是斷然拒絕這種科學態度。 在生理學、心理學和氣象學等有關自然和人類的科學知識尚未取得進步的時代，一些看似奇蹟的事件可以通過科學進步解釋為自然現象，這不僅是可能的，而且是一種令人欣喜的發展。 上帝有能力創造奇蹟，但他似乎不會以完全破壞自然規律的方式創造奇蹟奇蹟。 上帝並不是一個無理取鬧的自大狂。 相反，祂是在自然法則的基礎上創造奇蹟的。 例如，祂可以用五個面包做出供 5000 人食用的麵包，但祂不會把石頭變成麵包。 奇蹟會得到科學的解釋是意料之中的事，從奇蹟中可以看到科學進步的無限動力。 一個相信科學進步的知識分子，如果因為當前的科學知識無法理解而否認奇蹟般的事實，那是自相矛盾的。 科學是解釋事實，而不是創造事實。 現有知識無法解釋的事實必須用未來的知識來解釋，而否認事實本身是不允許的。
對奇蹟的科學解釋並不會削弱其意義。 奇蹟是上帝真理的象徵性解釋。 問題不在於現象，而在於意義。 我們只需要了解真相。 理性主義只能解釋奇蹟，卻無法了解奇蹟蘊含的真理。 解釋者自己空虛無力，因為他把奇蹟解釋了。 他們的生活沒有快樂，沒有力量，沒有希望。 這是因為他們不了解信仰的世界。 理性和知識只是生活的一部分。 它只是人類能力的一部分。 與偉大學者的知識相比，一個人目前的知識是渺小的；與無限的 “知識 “本身相比，現代偉大學者的知識又是渺小的。 然而，他們卻自負地認為自己的理性就是宇宙人生所有答案的鑰匙，他們相信自己的理性無法解釋的一切。 這種毫無保留的心態既可笑又可憐。 相信上帝吧，上帝是理性和知識的根源，是愛的源泉。 從信仰中產生力量和心靈的空間。 即使是理性和知識也來自上帝。 沒有信仰，就無法知道奇蹟的真相，但有了信仰，任何奇蹟都有可能發生。
2 奇關於奇蹟的條件
奇蹟的發生需要三個條件：（1）耶穌的愛，（2）人的信仰，以及（3）為了教導神的國度的真理而存在的一般性需要。當耶穌的愛達到極致並迸發出來，與人們對祂懇切的信仰相遇，兩者的焦點完美地契合時，耶穌的力量便以奇蹟的方式傳達給人們。如果耶穌的愛沒有被激發，力量就無法展現；而如果人沒有切實的信仰，也無法從耶穌那裡引出祂的力量。只有當這兩者契合時，奇蹟才會發生。
即使在人與人之間，當一個人完全信任並深愛他的朋友時，這份信任與愛之中也可能湧現出巨大的力量。原本看不到的東西會變得可見，聽不到的聲音也能被聽見。何況當神的子耶穌愛我們，而我們又信仰耶穌時，那種在荒野中湧出水源、在沙漠中綻放花朵的奇蹟在我們的人生中發生，並不是什麼特別難以理解的事。
然而，耶穌行使奇蹟還有另一個條件，那就是在教導神國的重要真理時，如果僅憑言語已經不足的情況下。耶穌並不是一個只會表演奇蹟的人。他只在必要的時候才行使奇蹟。而這種「必要」是為了神國度的需要。我們也應注意這一點，不僅不要被奇蹟的現象所迷惑，更應避免過於私密或個人化地解釋奇蹟的意義。
這段話強調了奇蹟的條件和意義，不只是表面上的神蹟，更是一種與信仰、愛和神國度真理相連的深層次力量。
３ 對於奇蹟的意義
奇蹟是從愛和信仰的結合中湧現出來的神力，背景是神國的必要。它不是理論，而是真正的力量，能夠深深影響我們的生活。聆聽善言雖好，但單靠聽而無行動是無法產生任何影響的。即使解釋事物，單靠解釋本身也無法產生真正的力量。當聽到的話語成為生活中的力量時，這就是奇蹟。那些相信並聽從神言的人會得到奇蹟的力量，沒有信仰的人則像聽見了也不聞的馬耳。因此，在我們的日常生活中，奇蹟經常發生。當耶穌的愛與我們的信仰相遇時，失望中湧現希望，困擾和擔憂的心中降臨平安。像血漏的女人今天仍在得到醫治，雅瑟羅的女兒今天也在復活。沒有奇蹟，我們的生活將無力。
我們看到周圍許多我們愛的人患病，或者精神病、嚴重的皮膚病、結核、婦科疾病或其他各種疾病。除了疾病，還有各種生命困難。看到這一切，我們內心充滿愛的憂慮，並期望通過奇蹟一次性解除這些痛苦！十二使徒被賦予驅逐惡魔的權柄（馬太福音10:1、馬可福音6:7、路加福音9:1），我們卻為無法行奇蹟的力量而嘆息。
然而，奇蹟的能力只賦予於神國的需要之中。這是一種特殊的恩賜，但要普遍表現出來，必須符合神國的歷史需求。說方言(speaking in tongues)*也是一種恩賜，自五旬節以來，在初代教會中顯現了許多這樣的恩賜（使徒行傳2:1–12、哥林多前書12:10、13:1）。然而，這些特殊能力的奇蹟般展現，乃是由於特殊時代的需要，因此早已「停止」（哥林多前書13:8）。奇蹟性的醫治也類似於說方言，它在初代教會時期的時代需求下，顯示了其能力，但隨著神國福音的需要減少，似乎也「停止」了。
然而，在今天的時代，我們不應該哀嘆這種奇蹟不再普遍。雖然奇蹟性的說方言和奇蹟性的醫治已經停止，預言和知識也已經消逝，但愛永不止息。在愛的存在之處，奇蹟總是伴隨著。今天，仍有些人因信仰而奇蹟般地從即將死去的病痛中得到拯救，還有些人雖然長期困擾於病榻之上，卻因信仰而充滿靈魂的喜悅。每個人都有屬於自己的奇蹟性恩典，並且所有相信的人都能戰勝死亡，活在永恆的希望中，直到最後的、最大的奇蹟日子 — — 復活日。在神國福音所需的場合和方式上，神的能力今天仍然以奇蹟的形式顯現。用信心看待，現代生活中充滿了奇蹟的祝福。而相信基督而得救本身，已經是一個奇蹟性的事實了。
*有關說方言
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E8%AA%AA%E6%96%B9%E8%A8%80
參考：
原文：
https://www.aozora.gr.jp/cards/001538/files/60358_76776.html#midashi770
付 奇蹟論
１ 奇蹟の説明について
奇蹟に対する態度に二通りある。一つは、イエスは神の子だからいかなる奇蹟でもなしうるのだ、奇蹟の説明を試むるなどは冒涜ぼうとくである、という頑固な信仰的態度である。他の一つは、奇蹟の記事に対して科学的説明を下すことを試み、説明のつかないものは事実無根の伝説であるとなす理知的態度である。
理知的態度による者は、たとえば「穢けがれし霊に憑つかれた人」を癒したのは、一種の精神病をば精神作用で癒したのであり、重い皮膚病でも中風でもそれが神経系統の疾病しっぺいである時に限って、精神作用によって治癒されたのであると解釈する。その他湖上の突風はちょうど風の静まる時刻であったから静まったのであり、血漏の女はちょうど出血の止まる生理的年齢に達していたから止まったのであり、ヤイロの娘は仮死状態からちょうど目の覚める時期であったから起きて歩んだのであり、五千人の群衆にパンを供したのは各自が携えていたパンを出し合ったのである。というふうに奇蹟を説明し去ろうとするのである。
私はこの科学的態度を頭から排斥するものではない。自然および人間に関する科学的知識、たとえば生理学、心理学、気象学等が進歩しなかった時代において奇蹟と思われた事件が、科学の進歩によって自然的現象として説明せられることは、単にありうることであるのみならず喜ぶべき進歩である。神は奇蹟を行なう力をもち給うけれども、自然界の法則を全然破壊するごとき方法によってはこれを行ない給わないように見える。神はそんな理不尽な我儘者わがままものではない。かえってあたうだけ自然界の法則の基礎の上に奇蹟を行ない給う。たとえば五つのパンより五千人分のパンをつくり給うことはなされても、石を化かえてパンをつくることはなし給わない。奇蹟が科学的に説明せられることはむしろ予想せられていることであり、科学の進歩に対する無限の奨励がその中に含まれているものと見なければならない。ただ科学の進歩を信ずる理知主義者が、現在の科学的知識によって理解しえざるのゆえをもって奇蹟的事実を否定するのは、自家撞着じかどうちゃくである。科学は事実を説明するものであって、事実を創造するものではない。現在の知識をもって説明のできない事実は将来の知識をもって説明を努むべきであって、事実そのものを否定することは許されないのである。
奇蹟の記事を科学的に説明したとて、有難味が減るわけではない。奇蹟は神の真理の象徴シンボル的説明である。問題は現象にあるのではなく、意味にあるのだ。真理を学べばよいのだ。理知主義のなしえることは奇蹟を説明するだけであって、それによって奇蹟の含む真理を学ぶことはできない。奇蹟を説明し去っても、説明者自身は空虚、無力である。その人生に喜びもなく、力もなく、希望もない。それは彼らが信仰の世界を知らぬからである。理知は人生の一部分にすぎない。人間の能力の一部分にすぎない。かつ現在自己のもつ理知は偉大なる学者の理知に比べては小であり、偉大なる現代学者の理知も無限の「理知」そのものに比べては小である。しかるに自己の理知が宇宙人生を解するすべての鍵であるがごとくにうぬぼれて、理知で説明のつかぬことは一切信じないなどと広言をきっている。その余裕のなき心の持ち方は笑止でもあり、哀憐あわれでもある。理知の根源であり、愛の源である神を信じてみよ。その信仰から心の余裕も力も湧わき出でる。理知さえ神から出ているのだ。信仰がなければ奇蹟の真理はわからず、信じさえすればいかなる奇蹟でもありうるのである。
２ 奇蹟の条件について
奇蹟の行なわれるには三つの条件がいる。（１）イエスの愛、（２）人の信仰、並びに（３）神の国の真理を教えるための一般的必要、これである。
イエスの愛が高まってほとばしり出で、人の側からイエスを見上げたせつなる信仰と出会って、ピタリと焦点が一致した時、イエスの能力ちからは奇蹟的に、すなわち奇蹟となって人に伝わる。イエスに愛が動かなければ能力は出ず、人に信仰がせつでなければイエスから能力を引き出すことができない。両者の合った時に奇蹟は行なわれるのである。人間同士でも一人の友を信じきり、愛しきる時、どんな大きな能力がその中から湧いてくるかしれない。今まで見るを得ざりしものが見られ、聞くを得ざりしものが聞かれるのである。いわんや神の子イエスが我を愛し給い、わがイエスを信じまつる時、荒野に水湧き砂漠に花開く底ていの奇蹟が我らの人生に起こるのに格別不思議もない。
しかしイエスが奇蹟を行ない給うたにはいま一つの条件がある。それは神の国の重要な真理を教え給うために、言をもってしては足らざる場合であること、これである。イエスは奇蹟屋ではない。彼は必要な場合にのみ奇蹟を行ない給うたのである。そしてその必要とは神の国のための必要である。我らもこの点に留意して、奇蹟の現象そのものに眩惑げんわくせざるはもちろん、奇蹟の意義をばあまりに私的・個人的に解することは避けねばならない。
３ 奇蹟の意義について
奇蹟は神の国の必要という背景の下に、愛と信仰との結合より湧き出でた神の力である。それは議論ではない、力である。我々の生活をぐんぐん動かす力である。我々はいくら善き言を聴いても、それだけでは何にもならない。いくら物事を説明しても、説明だけでは無力だ。聴いた言が生活の力として動く、それがすなわち奇蹟でないか。信じて神の言を聴く者は奇蹟的の力を得、信仰なくして聞く者は馬の耳に念仏である。かくして我々の日常生活にも奇蹟はしばしば行なわれている。イエスの愛と我らの信仰と、目と目とを合わせて相見る時、失意の境遇にありて希望が湧き出で、懼れと心配に囚とらわれた心に平安が臨む。血漏の女は今日も癒されつつあり、ヤイロの娘は今日も復活しつつある。奇蹟によらざれば、我らの生活力はないのである。
我らの周囲を見れば、多くの愛する者が病んでいる。あるいは精神病、あるいは重い皮膚病、結核病、婦人病、その他さまざまの病気に苦しんでいる。病気以外にも、いろいろの人生の苦難に悩んでいる。これを見て我々の愛の心はうずき、奇蹟をもってこれらの病苦を一挙に癒してやることができれば！ と思う。十二使徒は悪鬼を逐い出す権を与えられたが（マタイ一〇の一、マルコ六の七、ルカ九の一）、我らには奇蹟を行なう力なきことを嘆ずる。
しかしながら奇蹟を行なう力は、神の国の必要のためにのみ与えられる。それは一つの賜物たまものであるが、それが一般的に発現するには神の国の経綸より見たる時代的必要がなければならない。異言を語ることも一つの賜物であって、ペンテコステの日以来初代教会において多くその賜物が現われた（使徒行伝二の一―一二、コリント前書一二の一〇、一三の一参照）。しかしかかる特殊の能力の奇蹟的発現は特殊の時代的必要によりたるものであるから、早く「止やんだ」のである（コリント前書一三の八）。奇蹟的医癒もまた奇蹟的異言に類し、初代教会の時代的要求によりてその能力が一般的に現われたのであるが、神の国の福音のためその必要が減ずるに従って「止んだ」ものと見える。
しかし今の代にこの種の奇蹟が一般的でなきことを嘆ずるには及ばない。奇蹟的異言や奇蹟的医癒は止み、預言や知識は廃すたれても、愛は永久に絶えることがない。そして愛のあるところ、常に奇蹟が伴う。今日でも、ある者は信仰により死ぬべき病気より奇蹟的に救われ、ある者は信仰により長き病床にしばられながら霊魂の歓喜に満ちている。彼には彼の奇蹟的恩恵があり、これにはこれの奇蹟的恩恵がある。そしてすべての信ずる者は皆死に勝ちて永遠の希望に生き、最後最大の奇蹟たる復活の日まで、勝利の信仰生活を持続するのである。神の国の福音のために必要なる場合および方法において、神の能力は今日といえども奇蹟的に現われている。信仰をもって見れば、現代には現代的形態において奇蹟の恩恵は充満しているのである。自分がキリストを信じて救われたというそのこと自体がすでに一つの奇蹟的事実ではないか。
